電車は私の書斎

f:id:hiroukamix:20200131045908j:plain 日本の電車は時間が規則的で有名だ。寸分違わずに来る、と言われる。しかし、残念ながら私が利用する電車はよく遅れる。先日も、行きは人身事故で一時間遅れ、帰りは車内点検で十分遅れた。
 時間帯によっては必ず毎日遅れる電車もある。理由はいつも「お客様混雑の影響」となっている。毎日遅れるなら、いっそうのこと発車時刻を変えれば良いと思うが、変わる気配はない。
 兎に角よく遅れる。理由は「人身事故」「車内点検」「異音の確認」「急病人救護」「お客様混雑」「濃霧」「強風」「踏切内立ち入り」「線路内立ち入り」「信号故障」「小動物との衝突」「非常停止ボタン」など様々ある。
 中には、後続列車が遅れていて「時間調整」の為に遅れる、というのもある。前を走る電車が遅れていて後ろの電車が遅れる、というのは分かるが、後続列車が遅れているから、前に走る電車を遅らせる、というのは意味が分からない。遅れるのはやむを得ないが、仕事に遅れるのは困る。
 元々私には、往復三時間の通勤時間がある。そこで私は、電車の中を自分の「書斎」と思うようにした。ブログ書いたり、本を読んだり、考え事をしたり、音楽を聴いたり、できることは沢山ある。すると電車が遅れても気にならない。満員電車もストレスにならない。書斎にいる時間は長くても良い。周りのことは気にしない。待ち時間も貴重な時間だ。もっと書きたいのに、もう着いてしまった、ということも多い。
 今も、移動中の書斎の中でこれを書いている。電車は心を集中できる、とても良い場所だ。