2019年大晦日

f:id:hiroukamix:20191231062359j:plain いよいよ今日は大晦日。しかし、昨日も今日も明日も、普通に太陽が昇り、普通に太陽は沈む。二十四時間の同じ一日だ。それなのに、大晦日も元旦も何故特別な日なのだろうか?
 それは、一つの節目を迎えたからに他ならない。節目があることは本当に良いことだと思う。
 一日、一週間、一ヶ月、一年、それぞれ区切りがある。人によっては、誕生日や結婚記念日も節目だ。そこで軌道修正をしたり、目標を立て直したり、反省をする。そのたびに成長をしていくような気がする。
 私の場合、反省する点は大きく分けると三つある。一つ目は、自分の心と体が健康で、理想や目標に向かって、ずれずに進んでいるか。
 二つ目は、家族や職場、周囲の人と愛や良き人間関係を築いているか、或いは築こうとしているか。
 三つ目は、自分が社会や自然などの環境に対して、何かお役に立つことをしているか。
 例えば三つ目で言うと、一昨日は、街の花壇の草取りをしたり花を植えた。毎年二回それぞれ三百鉢くらいの花を植える。頑張ってするのではなく、自分の好きなことで、何かお役に立つことがあれば良いと思う。
 区切りがないと、何の反省も気づきも悟りもないままに、ずるずると過ごしやすい。
 その意味で、一年の節目は特に重要だ。テレビを見たり、どこかに行くのも良いが、静かに自分の心を見つめる時間を持って、一年を省みたり、新しい一年の計画を練ることが大切だと思う。大掃除も、心の大掃除がまず必要な気がする。人生の価値は節目をどう過ごすかで決まる、と言っても過言ではないと思う。
 竹の節目や木の年輪があるから、竹も木も強くなる。年末年始を何となく過ごすのではなく、しっかりとした年輪を刻んで、しっかりとした節目にしていきたい、と私は考えている。