ランタナと七星てんとう虫

f:id:hiroukamix:20191124162000j:plain 今朝ベランダに出ると、ランタナの花が咲いていた。沢山小さな花が花火のように開いていた。もう今年は咲かないかも知れないと思っていたので嬉しかった。ランタナは和名で七変化(しちへんげ)と言う。成長に従って色が変化する綺麗な花だ。もう二十年位前から育てている。挿し木で沢山増えるので、山梨の実家や何人かの知人にも分家して上げた。ランタナの葉っぱにふと目をやると、七星てんとう虫のお客さんが止まっていた。
 七星てんとう虫に七変化、ラッキー7がダブルでやって来たような気がして嬉しい気分になった。七星てんとう虫は害虫を食べてくれる益虫でもある。今の時期は寒くなり害虫もいないので、何故七星てんとう虫がやって来たか分からないが、兎に角嬉しい。
 ランタナの隣にシダ植物のシノブがある。林のようにこんもりと沢山茂っている。元々苔玉のシノブだったが、大きくなって山のようになっている。水やりをサボっていたせいで、苔が姿を消してしまっていたが、最近また濃い青々とした苔があちこちに復活してきた。これもまた嬉しい限りだ。せっかく生えてきた苔が枯れないように毎日霧吹きをしている。
 嬉しいと言えば、最近富士山が毎日見える。真っ白い雪化粧をしている。川越から見える富士は、山梨の実家の町から見る富士よりもとても大きく見える。近くに山がないからだ。富士は何度見ても幸せな気分になる。通勤途中に家から駅に向かう途中、川越線宇都宮線東武線と晴れていると四回富士山が見える。見える所を通ると反射的に富士山の方を見てしまう。冬になると晴れの日が多く、富士山が見える機会が増える。これから楽しみが増えそうだ。