生命力のある食物を、感謝しながら、良く噛んで食べよう!

#わたしの推し米
f:id:hiroukamix:20191219054800j:plain
 私は家では主に玄米を中心に食べる。米編に白と書いて「粕(かす)」と読む。白米は「粕」になってしまう。米の一番栄養がある胚芽の部分を取り除いた残りが白米だ。玄米はビタミンB1は白米の5倍、ビタミンB2は2倍ある。植物繊維やミネラルも豊富だ。
 玄米を水に浸けておくと芽が出る。生きている証拠だ。玄米には生命力がある。白米を百年水に浸けておいても芽は出ない。生命力がないからだ。やはり体には生命力のある食べ物が良いのではないかと思う。ジュースよりも生の果物や野菜の方が体に良いようだ。
 そして、丸ごと食べるのが健康食だ。部分だけでは偏ってしまう。魚も尾頭付きで、骨も皮も食べるのが良い。大根も葉っぱに栄養がある。米も部分ではなく、丸ごとが良いはずだ。だから玄米になる。
 また、玄米は沢山噛まないといけない。この「噛む」という行為が重要だ。「噛む」ことにより、
①唾液が混ざって消化を助ける。
②その結果胃腸を守る。
③噛むことで血液が脳に送られ、脳が活性化する。
④同じ理由で脳の骨が強くなる。
⑤満腹感が得られ、肥満防止になる。
⑥味覚が発達する。
⑦言葉の発達を促す。
認知症防止になる。
⑨免疫力がつく。
⑩癌の予防になる。
⑪虫歯や歯周病の予防になる。
⑫歯を食いしばるというように、力を出す時に歯は重要な役割をする。
 ざっと上げただけでもこれだけの効能がある。良いことだらけだ。噛むことは玄米だけに限ったことではないが、毎日続けるには主食であるご飯が良い。
 白米にわざわざ別の栄養のある食品を付け加えて炊くのを聞くが、最初から玄米を使えば栄養が入っている。だから、おかずも少なくて済む。経済的だ。
 食育というのがあるが、一番の基本が「米」であり、「噛む」ということだと思う。更に米を作って下さった農家の方や食事を作ってくれるお母さんへの「感謝」の気持ちを添えることが重要だと思う。食育の基本は「生命力のある食べ物を、感謝しながら、良く噛んで食べること」だと思う。