水 十訓

今週のお題「わたしの自由研究」
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 台風や大雨で起きる災害のニュースを聞くたびに心が痛む。
 水に関する災害を少しでもなくすために、思うところがある。
 マザー・テレサの有名な言葉に
「愛の反対は無関心だ。」というのがある。私たちは、水に対してどれだけ関心を持っているだろうか?
 朝起きて一杯の水を飲んだり、歯を磨く時に水でうがいをする。ご飯を炊く時も水を使う。皿を洗う時も水で洗う。掃除をする時も、雑巾を水で濡らして床を拭いたり窓を拭く。洗車も水のお世話になる。洗濯や風呂の時は大量の水を使う。
 水は自分が汚れて、周りを綺麗にしてくれる。自己犠牲の最たるものだ。しかし、一言も文句を言わない。
 かえって多くの人が水を邪魔者扱いをして文句を言う。
「あいにくの雨」
「うっとうしい梅雨の季節」
「じめじめした嫌な雨」
「悪い天気」
 雨は敵(かたき)のように思われることが多い。雨や水に心があったら、どんな思いで聞いているだろうか?
 地球に人間が生きることができるのは、太陽、空気そして生命の水のお陰だ。食物となる植物も動物も同じだ。
「愛の反対は無関心」ということは、人間から感謝もされず、関心を持たれない水は愛の反対の波動を沢山受けている。即ちマイナスの波動だ。その波動が雨や川や海に充満している。考えるだけでも恐ろしい、と思うのは私だけだろうか?
 水に感謝をしよう!感謝してから水を飲もう。顔を洗う時に感謝をしよう。雑巾を絞った汚れた水を流す時は感謝してから流そう。お風呂の栓を抜く時に水に感謝をしよう。

どこかで読んだ記憶の片隅にあったものと自分の考えを以前まとめた内容です。(どれが読んだ記憶か覚えていません)

水 十訓

① 水は自分を汚して、周りを綺麗にする
洗濯、掃除、風呂、トイレ、洗車、他、水は自分が汚れて、他の物を綺麗にします。自己を犠牲にして、他の為に尽くす見本です。

② 水は器の形に収まる
水は丸い器には丸く、四角い器には四角に収まり、自己主張をしません。人も素直さと謙虚さが大事です。

③ 水は自然の理に従い、高い所から、低い所へ流れる
水は自然に逆らわない従順さを持って、自然の理に従います。人も自然の理に従って生きる事が大切です。

④ 生命の糧、地球は水のある奇跡の星
人間の体は70%が水です。水は人間を生かし、動植物を生かす生命の源です。水は天からの尊い恵みであり、地球は母なる星です。
 
⑤ 点滴岩をも穿つ
水滴が落ちるような微かな力でも、いつかは石に穴をあけるような大きな効果を生みます。また水は岩を砕いて砂にします。積み重ねた小さな力や努力が大きな結果を生みます。

⑥ 水は石や障害物があっても、流れを止めない
水は様々な障害物があっても、更に流れを早めて行きます。環境や試練に負けない人生を歩む事が重要です。

⑦ 舟で遠く迄、物を運んでくれる
水を利用すれば、重たい物も遠く迄運んでくれます。自然と調和し、一体化すると、大きな力が与えられます。

⑧ 水は人間の心の波動を受け取る
水に愛や感謝の言葉をかけて凍らせると綺麗な結晶ができ、マイナス的な言葉をかけて凍らせると汚い塊になります。

⑨ 水は色々な物質を溶かす
水は自分の中に様々な物質を溶かして一つになろうとします。器の大きい人はどんな人をも受け入れます。

⑩ 水は神の愛を象徴
神は善人にも悪人にも太陽を上らせ、雨を降らせます。水は神の愛の象徴です。