今週のお題「残暑を乗り切る」
「心頭滅却火もまた涼し」と言いたいところだが、残念ながら、私にはとてもそのような境地にはなれない。
先ほどの言葉は、山梨県甲州市にある武田信玄の菩提寺で恵林寺というお寺の三門に書かれている言葉だ。武田勝頼が織田信長に攻め滅ぼされた後、恵林寺も火が放たれ、燃え盛る炎の中で叫んだ国師快川和尚の言葉と言われている。
残暑を乗り切る私の定番は、味噌ラーメン、カレーライス、そして豚キムチだ。暑い時こそ汗をかく。それが一番自然だ。健康にも良いようだ。
大事なことが三つある。第一に汗をかくこと。第二に汗を拭かないこと。第三は適度な水分補給をすること。
汗は体温調整は勿論のこと、身体の中の老廃物や毒素を出してくれる。むくみも取ってくれる。ダイエットや美容にもなる。汗を流すことは良いことばかりだ。せっかく出た汗を拭いてしまうと体温を下げてくれない。ただ、水分補給をして、熱中症には気をつけなければならない。
クーラーの効いた施設や電車の中は寒い。上着が必要だ。汗も引っ込んでしまう。クーラー病になりかねない。夏に寒さ対策をさせられるのはとんでもないことだ。
夏は暑いのが良い。そして熱いものや辛いものを食べていっぱい汗をかく。そのあとスイカを食べたり、アイスを食べたりするのが良い。クーラーの効いた部屋でスイカを食べても美味しくない。残暑は大歓迎だ。