2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

家系の盛衰⑦繰り返し

お題「#おうち時間」 よく代々その家系で同じ現象が繰り返される事が多い。例えば、代々長男が立たない家系がある。長男が跡を取らなかったり、長男が生涯独身だったり、男の子が生まれなかったりする。代々短命の家系や代々養子の家系もある。 代々女性が強…

家系の盛衰⑥志を引き継ぐ

お題「#おうち時間」 仕事を退職したある男性に会った。息子さんが突然大学をやめて、歌手になりたいという。せっかく苦労して入った大学なのに、中退するのは残念でしょうがないと悔やしがっていた。 聞いていくと、お祖父さんが歌手を目指して田舎から東京…

家系の盛衰⑤親子の繋がり

お題「#おうち時間」 70代の婦人と40代の娘さんが二人で暮らしていた。顔を合わせると毎日喧嘩していた。 「クソ婆、早くくたばってしまえ!」 「バカ娘、とっとと嫁に出て行け!」 の繰り返しだった。だから食事もいつも別々だった。 婦人は、自分が生まれて…

家系の盛衰④血は争えない

お題「#おうち時間」 代々商売をしていた家があった。子供は三人姉妹で下二人はすでに嫁いでいた。残った長女に婿養子を迎えて、商売を継いでもらった。 そこに男の子が三人生まれたが、皆芸術家肌だった。三人とも音楽や絵画の道に進んでしまい、誰も商売を…

家系の盛衰③養子の家系

お題「#おうち時間」 養子が先祖にいる家系は多い。子供が生まれず養子を取る場合や、女姉妹だけなので婿養子を取る場合もある。 その中には財産を相続できない家の次男や三男などが財産家の家に養子に行く時がある。すると、その養子は肩身が狭い思いをする…

家系の盛衰②女性は偉大

お題「#おうち時間」 家運に対して、男性と女性とどちらがより大きな影響を与えるだろうか?興味深い例があった。 いわゆる「飲む、打つ、買う」のお爺さんがいた人と大勢会った。ほとんどの人の家系が衰退していた。同じように「飲む、打つ、買う」のお爺さ…

家系の盛衰①家族の木と根

お題「#おうち時間」 人間を木に例えると、先祖は根っ子、親は幹、私は実に当たる。子供は種という事になる。 木は根っ子から水や栄養分を吸収する。人間は親や先祖の愛情や感謝の思い、立派な行いを栄養分として生まれて来ると思う。時には、先祖の多大な犠…

鷲宮神社七不思議⑦神主が城主?

お題「#おうち時間」 鷲宮神社の西側に16世紀まで粟原城という城があった。代々鷲宮神社の神主であった大内氏が城主をしていた。 越後の上杉謙信が小田原城を攻めに行った帰りに、上杉氏に従った羽生城主の木戸氏が粟原城を攻撃して、城は炎上したという。 …

鷲宮神社七不思議⑥池に龍神様が住んでいる?

お題「#おうち時間」 神社の参道の左側に光天之池(みひかりのいけ)という池がある。昭和の頃には森の方から地下を伝わって、池からこんこんと水が湧いていたそうだ。それを地元の人たちは飲んでいたという。とても美味しい水だったそうだ。池の周りには茶店…

鷲宮神社七不思議⑤神楽伝承に纏わる神のお告げ? 

お題「#おうち時間」 鷲宮神社で奉納される神楽を土師一流催馬楽神楽(はじいちりゅうさいばらかぐら)という。土師については七不思議③で説明した。催馬楽は平安時代に広く流行した歌謡だ。天皇に年貢を納めに行く馬子が歌った事に由来するとも言われる。催馬…

鷲宮神社七不思議④社殿が何故横を向いている?

お題「#おうち時間」 普通の神社は、鳥居をくぐり、参道の突き当たりに拝殿の正面がある。しかし鷲宮神社は、鳥居(一昨年の台風で倒れてしまった)側の東から参道を歩いて行くと、神社が横を向いている。拝殿の正面が南を向いているからだ。 これには色々な説…

鷲宮神社七不思議③鷲宮の名前の謎

お題「#おうち時間」 鷲宮という名前が付いているのは、鷲宮神社の神様が鷲に乗ってやって来たからだろうか?そうではないようだ。昔、土師(はじ)氏という一族がいた。土師氏は大国主命に心服して従った天穂日命(あめのほひのみこと)の末裔で、名前の通り、…

鷲宮神社七不思議②幸魂の力で国造り?

お題「#おうち時間」 神社というのは不思議だ。教祖もいなければ、教典もない。特に布教活動をしている訳でもない。それでも多くの人々が参拝に行く。神社には、その地域の開拓や発展の為に功労を積んだゆかりの人物が祀られている事が多い。だから地域の人…

鷲宮神社七不思議①本殿が二つ?

お題「#おうち時間」 おうち時間に、人通りが少ない時間を選んで、神社参拝も面白い。少しローカルな神社の話なので、余り関心がない方もおられると思うが、神社に対する見方が変わる話も付け加えたいと思う。 鷲宮神社は、出雲の神様を祀る神社としては、関…

ベランダ菜園(ジャングル)

お題「#おうち時間」 猫の額ほどのベランダがある。花や野菜、果物の鉢が所狭しと置いてある。菜園と言うよりはジャングルと言った方が相応しい。草花類はゼラニウム、ランタナ、白妙菊、松葉菊、多肉植物、アロエ、シダ、苔など。野菜はミニトマト、リーフ…

ピアノで新しい曲を覚える

お題「#おうち時間」 私にとって、ピアノを弾いている時間が至福の時だ。天気にも時間にも縛られることがない。家にいる時はいつでもできる。 今年、新しい曲をピアノで覚えることにした。4、5年振りだと思う。選んだ曲は「グリーンスリーブス」。もう20年近…

自然の幸の恵み

お題「#おうち時間」 山の近くに住んでいる頃は、ワラビやフキ、ウドやタラの芽、イタドリなどの山の幸を良く採りに行ったものだ。今の住まいの近くには残念ながら山がない。しかし散歩していて、幾つか自然の幸を見つけた。 近所の小川の土手にフキが生えて…

ガーデン・ウォッチング

お題「#おうち時間」 おうち時間の一つはガーデン・ウォッチングだ。家にベランダしかないので、散歩しながら人様の庭を見て回るのが好きだ。 家々の個性的な花を見るのが楽しみだ。毎月歩いていると、そろそろ何の花がどこどこに咲くだろう、と分かってくる…

会いたい人④岩瀬忠震

今週のお題「会いたい人」 横浜に掃部山(かもんやま)公園というところがある。横浜に住んでいた時によく散歩で行った。そこに、横浜開港の立役者として、井伊直弼(いいなおすけ)の銅像が建っている。掃部(かもん)というのは、井伊家の官職名だ。 しかし、横…

会いたい人③中村 哲

今週のお題「会いたい人」 中村哲医師は去年の12月4日、アフガニスタンにおいて、車で移動中に何者かに銃撃を受け亡くなった。 恥ずかしながら、この事件が起こるまで中村医師のことはほとんど知らなかった。しかし、凄い方だと知った。 最初はアフガニスタ…

会いたい人②上杉鷹山

今週のお題「会いたい人」 「為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり」 この言葉を聞いたことがある人が多いと思う。上杉鷹山の言葉だ。この方は、第9代米沢藩主だった。当時貧乏のどん底にいた藩の政治経済を立て直し、奇跡的な繁栄…

会いたい人①坂本龍馬

今週のお題「会いたい人」 坂本龍馬に会って尋ねてみたいことがある。坂本龍馬は薩長同盟や大政奉還の立役者として、あるいは海援隊をつくったことなどで有名だ。 坂本龍馬が偉大なことを成し遂げた背景に、彼の心の柔軟性、あるいは本物や時流を見極める優…

今こそワンチーム

テレワークができないので、いまだに電車通勤をしている。以前は行きも帰りも満員電車だったが、さすがに今は空いている席が毎日目立つ。休みの日などは一つの車両に2、3人ということもある。圧倒的にテレワークの人が多くなったようだ。通勤している人は少…

⑥ど根性百合と復活

今週のお題「カメラロールから1枚」 道端で百合の花を見つけた。塀と道の間の僅か数ミリしかないアスファルトの隙間から茎が出ていた。いかにも窮屈そうだった。まさに「ど根性百合」だ。これはテッポウユリだと思う。いつもながら、植物のたくましさには驚…

⑤「殿、利息でござる!」陰徳に感動

今週のお題「カメラロールから1枚」 GW最終日の昨日、テレビで「殿、利息でござる!」という映画を見た。日本映画で久し振りに感動した。何度も込み上げてくる涙を押さえることができなかった。事実に基づいて作られていたので、とても心に響いた。 初めと後…

④虹が現れる時

今週のお題「カメラロールから1枚」 ある日の夕方のことだった。雨が上がった後に、西の空を見ると雲が段々と消えていき、青空が増えていくのが見えた。そこで確信した。雲間から太陽が出てきたら、東の空に必ず虹が出るはずだ。 暫くしたら、外が明るくなっ…

③千葉寺の大イチョウ

今週のお題「カメラロールから1枚」 千葉市内に千葉寺がある。709年に行基上人が開いたお寺だ。行基上人は奈良東大寺の大仏建立に尽力したことで有名だ。千葉寺の創建当時その境内に植えられたとされるイチョウの大木がある。樹齢が約1300年くらいになる。高…

「レ・ミゼラブル」⑤イエスの愛

今週のお題「カメラロールから1枚」 NHKドラマの「レ・ミゼラブル」の最終回を今見終わった。夜中の0時頃だが、忘れない内に書いてみたい。 ジャン・バルジャンをテナルディエが助けたり、ジャベール警部が自殺したり、以前本で読んだはずだったが、すっかり…

②田植えが終わった田んぼ

今週のお題「カメラロールから1枚」 田植えの季節が来た。つい最近まで茶色の土が見えていたのに、いつの間にかあちこちの田んぼに水が張られている。水を張った田んぼにトラクターで苗が植えられていく。見ていると、あっという間に終わってしまう。便利な…

①忍耐と執念が咲かせた蓮の花

今週のお題「カメラロールから1枚」 埼玉県の行田市にさきたま古墳がある。そのすぐそばに古代蓮の里という所がある。古墳と古代蓮で不思議な繋がりを感じる。 古代蓮の里は、元々はゴミ焼却場を建設する為に工事をしていた場所だ。梅雨の季節になり、長く雨…