2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

作品を作る喜びと楽しみ

今週のお題「○○の秋」 やはり芸術の秋だ。音楽も好きだが、絵画も大好きだ。見るのも好きだが、何と言っても自分で作品を作るのが一番だ。 小さい頃から絵を描くのが好きだった。小学校の時のノートの余白には決まって落書きがあった。鉄人28号や鉄腕アトム…

心を元気に、豊かにさせる音楽(2/2)

今週のお題「○○の秋」 やはり東邦音楽大学のグランツザールというホールでのことだ。オーケストラの演奏を聴いた。ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、木管楽器、金管楽器、打楽器、など多彩な顔ぶれだった。五十人以上はいただろうか。それぞれ…

心を元気に、豊かにさせる音楽(1/2)

今週のお題「○○の秋」 私は何と言っても「芸術の秋」が好きだ。芸術の中でも音楽が一番だ。 毎朝不思議なことがある。起きてトイレに入った瞬間、歌が耳元に流れてくるのだ。自分では全く予期しない歌ばかりだ。童謡やテレビの主題歌だったり、クラシックや…

心の詰まりが取れたら、尿道に詰まった石が出た?!

今週のお題「部活」 ある文化サークルに入っていた時の話だ。しかし、今日はサークルの話ではない。いつもよく来る後輩が一週間ほど顔を出さないので、電話してみた。電話に出ないので、心配してアパートを訪ねた。 すると寝込んでいた。どうしたのか聞くと…

知情意と三無主義

今週のお題「部活」 2日前のブログにESSというサークルに入った話を書いた。実はその頃、三無主義というのが流行っていた。人間の心には、知情意という機能がある。知が麻痺すると無関心になる。情が麻痺すると無感動になる。意が麻痺すると無気力になる。こ…

柔道部が相撲部に変身

今週のお題「部活」 高校の時に柔道部に入っていた。伝統のある部だった。しかし、今日は柔道部の話ではない。不思議なことに、相撲の大会が近づくと、突然柔道部が相撲部に変身するのだ。まわしを締めて、四股を踏んで、相撲の練習が始まる。最初は驚いた。…

仲間と学ぶ英語の楽しみ

今週のお題「部活」 大学の時にESSというサークルに入っていた。English Speaking Society の略で、英語を楽しみながら仲間と勉強したり話をするサークルだ。通称「エッサッサ」と呼んでいた。 とても楽しいサークルで、大学の授業が終わると、毎日必ず部室…

自作のラジオに感動

今週のお題「部活」 私とラジオとは長い付き合いだ。子供の時は毎日ラジオ体操をした。5、6回入院したことがあるが、ベッドの枕元にはいつもラジオがあった。車での通勤が長かったが、いつもラジオを聞いていた。今日の話題はラジオを作った話だ。 中学校の…

夢が描かせてくれた夕鶴(3/3)

高校三年の時に、上野の国立科学博物館でダ・ヴィンチ展が開かれた。大学受験の前で、本来それどころではなかったはずだが、どうしても行きたかった。 天下のダ・ヴィンチがやって来るのだ。ダ・ヴィンチは私にとって憧れであり、希望であり、夢だった。行か…

夢が描かせてくれた夕鶴(2/3)

中学三年生の美術の授業の時だった。夕鶴の物語をカセットテープで聞いて、自分で好きな場面を想像して絵に描くという課題が出された。描けない人の為に、先生が何度も物語のテープを流してくれた。 『ある日、与ひょうは傷ついた鶴を助ける。鶴はつうという…

夢が描かせてくれた夕鶴(1/3)

小さい頃から絵を描くのが好きだった。小学校の時のノートの余白には決まって落書きがあった。鉄人28号や鉄腕アトム等のマンガや、動物や昆虫等の絵を描いた。 家で鳩を飼っていた。灰色の鳩が灰駒、黒っぽいのは黒駒、茶色は茶、白っぽいのは白(はく)、真っ…

スミレと母ちゃん

何気ない一言が、時として相手に大きな影響を与えることがある。 「スミレと母ちゃん」という小学生の詩を読んだことがある。子供が学校の帰り道でスミレの花を見つけた。お母さんが喜ぶと思って、摘んで帰った。お母さんに見せたら無視された。子供は何もす…

最後の言葉と悔いのない人生

ラジオのスイッチを押したら、アウシュビッツに入っていた老女の話が流れてきた。 子供の時に、弟と二人で捕まり、列車でアウシュビッツに連れて行かれたという。弟の足を見たら、靴を履いていなかった。弟に言った。 「あなたって、何て馬鹿なの。靴はどう…

富士山頂の満天の星(2/2)

今週のお題「理想の老後」 天の川も肉眼でくっきりと見えた。文字通り、天上を流れる川のようだった。いつまで見ていても飽きなかった。今でも、その光景がはっきりと目に焼き付いている。やっぱり富士山は素晴らしい。登って良かった、と思った。 うっとり…

富士山頂の満天の星(1/2)

今週のお題 老後の理想は、富士山が良く見える所に住みたい。私にとって、日本人は皆そうかもしれないが、富士山は特別な存在だ。 十年以上埼玉の川越に住んでいる。家のベランダから晴れた日には富士山が良く見えた。最近二キロほど南に引っ越して、残念な…

老後をときめかせるマザーテレサの言葉

今週のお題「理想の老後」 人生の最後を充実させる為には、今日が大切だと思う。今日一日の積み重ねが明日を作っていくからだ。 今日をどう生きるか?これが、結果として理想的な老後につながる。 やはり、何よりも健康に生きることが大切だと思う。しかし、…

晴耕雨読プラス釣り

今週のお題「理想の老後」 私にとっての理想的な晩年は晴耕雨読の暮らしをすることだ。せわしい都会ではなく、田舎で土に触れながら、野菜づくりをする。大地や野菜から生命力を頂く。 雨が降ったら、本を読んだり、ピアノを弾く。絵を描くのも良い。心の赴…

我が町の桃太郎伝説

今週のお題「理想の老後」 私の生まれは山梨の山の中だ。バスも通らない、道路の舗装もされていない田舎だった。子供の頃の遊び場所といえば、山や川が多かった。 子供の頃に正月には、決まって凧上げをした。大会で、一番遠くまで飛ばして一等になったこと…

スキンシップは認知症の最高の薬

今週のお題「夏を振り返る」 この夏とても印象に残った話をします。最近、認知症の治療として、タッチケアーという方法があるとテレビで見た。とても理に叶ったものだと思う。 医学学会の報告に、子供の時にスキンシップが足らないと、認知症になり易い、と…

地獄の行軍(2/2)

しかし、行軍はこれで終わらなかった。その後も二十数キロから七十キロほどの行軍を二十回以上した。 今では行軍は特に苦痛ではない。むしろ楽しい。一番の恵みは予期せぬ体験である。 ある時、行軍中に夕日が沈むのを見た。思わず叫んだ。 「あっ、夕日が沈…

地獄の行軍(1/2)

何度か行軍をしたことがある。最初は高校の時だった。同じ学年の全生徒が、高校を出発して田舎道を通り、どこか目的地は忘れたが、三十キロを行軍した。歩いても走ってもどちらでも良かった。 私は十キロ以上走ったことがなかったので、最初は歩くつもりだっ…

令和に込められた大切な意味

今週のお題「夏を振り返る」 思えば、今年の夏は令和を迎えて初めての夏だ。令和という年号に、私は特別な意味を感ずる。 「令」という漢字は、「高貴な人が神意に耳を傾ける」という意味がある。そこから「令嬢」とか「令夫人」という言葉が生まれた。また…

一番不幸な人(2/2)

その後、数年立ってからこの地方に縁あって、仕事で行った。その地方で唯一私が知っている人がNさんだったので、気になって訪問した。 久し振りで少し道に迷ったが、家を探すことができた。インターフォンを押して、玄関の外で待っていると、Nさんが出て来た…

一番不幸な人(1/2)

新人研修で訪問販売をしていた時だった。カバンに商品を一杯詰めて、任地に向かった。何を販売したかは覚えていないが、いやにカバンが重たかったような気がする。 その日は山の奥で車を降りて、田舎の一本道を歩いて下って来た。道の途中、途中に点々と村が…

夏の振り返りは まだ後で

今週のお題「夏を振り返る」 夏が過ぎ去ったようなお題は寂しい限りだ。暑さに参っている方にお叱りを受けるかもしれないが、私はまだ夏が1ヶ月以上続いて欲しい。夏が大好きなのだ。 クーラーの効いた部屋から、外のアスファルトの道に出ると、ムーッとし…

門の貼り紙(2/2)

門に貼ってある言葉を何度も繰り返して暗唱した。そして、どうしたら、感謝の心になるのかを考えてみた。 何にもないのに、感謝するのは難しいと思った。話も聞いてくれない。誰も買ってくれない。実績は何もない。どうして良いかも分からない。これでどうや…

門の貼り紙(1/2)

暗闇の中で、たった一つの言葉に出会って、希望の光が見えることがある。私は暗闇の中で、二つの言葉と出会った。 新人研修で、訪問販売をしながら田舎を回っていた時のことだった。一生懸命に一軒一軒訪ねたが、朝から昼頃まで、実績が全くなかった。色々工…

水 十訓

今週のお題「わたしの自由研究」 台風や大雨で起きる災害のニュースを聞くたびに心が痛む。 水に関する災害を少しでもなくすために、思うところがある。 マザー・テレサの有名な言葉に 「愛の反対は無関心だ。」というのがある。私たちは、水に対してどれだ…

一粒のミニトマトが何倍になる?(2/2)

今週のお題「わたしの自由研究」 トマトは連作障害があり、狭いベランダで育てる為には毎年土を変える必要がある。それで水耕栽培をしようと考えた。すると、以前読んだ「ハイポニカの不思議」という本を思い出した。 ハイポニカというのは、植物を土の代わ…

一粒のミニトマトが何倍になる?(1/2)

今週のお題「わたしの自由研究」 食べた一粒のミニトマトから取った種で、幾つのミニトマトが成るかの自由研究(?)をしたことがある。4、5年前に食べたミニトマトが余りにも美味しかった。どこで作られたどんな種類のトマトか分からなかったので、このまま食…